11月4日 小布施のバドに海野さんが来る、というか帰って来るというべきか、案内をいただき、旦那と行ってきました。
ほんとは、最近は連絡も取っていないJAZZ聴こうよ友達にも案内したかったけど、限定25名ということで、断念。
BUDはそんなに大きい場所ではないけれど、とても素敵なところなんです。
演奏が始まって、1音目から会場の空気が動くの感じました。おなかの奥の方に響いてくる音が気持ちよくて、これぞLIVE!
もう10年以上は海になんか行ったことないけど、穏やかな波の海の中を漂う気分。空間のすべてが音で満たされていて、至福。体の緊張が一瞬でとけて、全身に血が巡る。
コロナ禍やなんやらでLIVEなんて全然聞きにいけてなかったけど、この瞬間にいられることに感謝した。今の瞬間につながるすべてのことがありがたく感じる。
それから、丁寧につむがれる音楽に、日常のいい加減な自分や何かに文句を言う自分に反省。
この瞬間だけのにわか浄化ではあるけれど(笑)ないよりよいか。
ほんとに、よかった。
ところで、海野さんもよかったけど、私はJAZZBASEが好き。コードのことがよくわからないので、詳しくはよくわからんが、JAZZで使う和音の構成って、結局何でもありなの?と思うくらいいろんな音で構成されてる。ボーカルからすると挑戦的な音も鳴らされる。いや、それが楽しいんですけど。例えば、ピアノが奏でた、ややこしい和音、ベースはただ基音を弾くときもあるけど、いろんな音を選んできてる?いや、ほんとにそうなのかはわからん。でもピアノが弾いた音に対して、ベースが何を弾くかによって、和音の構成が変わる。それは即ち、その曲自体のもつ世界が変わることになる。で、そのコラボが好き。微妙な音と音との組み合わせ、バランス。あれは予定されているのか偶発なのか、単なる私の聞き間違いなのか(笑)。とにかく好き。ワクワクしちゃう。あ、BASEの響きとかも無茶好きですけどね。
そんなこんなで、ジャンル問わず、音楽は生がいいねぇ~という話。