大体いつも、本チャン〜山の壁を登ることをいう〜の前は緊張でテンションが変だ。1週間くらい前からかな?でも今回は1カ月くらい前から変。
出発の2週前に北岳バットレスDガリー奥壁に行ったのだが、このルートだって、決して余裕なんかじやないのに、頭のなかにはbugabooしかなかった。お陰で北岳は落ち着いて登れた。途中で雨が降って敗退したが、Fさん高山病になりやすい疑惑が起こった。
私にとっては80Lのザックを使ってみる良い機会となった。自分のはちょー具合悪いことがわかったし、私の身長では人に借りることは不可能だと思っていたがkさんのが、さすがにぴったりとはいかないけど、かりられることがわかった。
そんなこんなで、あっという間に当日。
午前中は仕事をして、午後から年休をとって出発。
すでにビビッていて、なかなか家を出る気になれない。ほんと楽しめてない。
とりあえず、お見送りを受けて家を出る。Fさんと合流。
荷物は飛行機に乗る都合上23kgまでに抑えてきた。ブラス、手荷物にシュラフと充電グッズをもっている。
最後までギアについては悩んでいた。結局、借りたTCUと組み合わせてキャメロット#0.3~#3までが3セットになるように組み合わせて、#4とフレンズの#6。結局X4はおいてった。全然大したとこ登らない予定なのに、どんだけのルート登る気だぁっ!?てほど。もし全部晴れたら・・・とか、ハンドってホントにハンドか?よくフィストぐらいあるときあるし~とかいろいろ考えてしまって、たくさん持ってきてしまった。
軽い方がいいだろうと新しいギアを貸してくれた、K太兄ちゃんとYくん、K子さんありがとう。
Fさんは初めての重い荷物に、もてるんかと心配な様子で、すでに羽田から「膝痛い」とか色々言っていた。
私も23kgにシュラフと食料を足すと25kg超えるだろうから、初めてかも・・・。そういえば雪上訓練で持ってたかも・・・いやもしかしたら甲斐駒でギアと水4.5lで超えてたかな・・・とか考えてみるが、考えても仕方ない。
ここで初めてESTAというものを知る。乗継でシアトルに降りることになるのでアメリカを通過するためにいるらしい。
とにもかくにも、午前1:30羽田を旅立つ。
シアトルで乗継。ここで最初のトラブル。一度空港の外に出されちゃうようで荷物も受け取らないといけないらしい。しかし、出てこない。航空会社の荷物センターに行って問い合わせるが、もうちょっと待てという。30分・・・もっとまったかな、やっぱりおかしいので問い合わせに行くと違う担当者がいて、やっと探す気になってくれた。結局、荷物は途中で引っかかっていたらしく無事手元に戻る。
格安航空券で、しかも遅い時期に取ったものだから、すんごい待ち時間があったことは、焦らずに済んでよかったかも。
とりあえず空港で眠れる場所をさがす。
最初はすわっていたのだが、酔っ払いがうろうろしていて、目の前に座ろうとしてころがったりしている。気が気ではない。おまけにFさんはどこかに行っていていない。戻ってきても気づく様子なくまた行ってしまった。結局、警察が、酔っ払いを退去させてくれた。いつ戻ってくるかわからないし、いすでは疲れがとれない。とりあえず、寝ないと〜、疲れて動けないことは避けたい。場所を移動。みんなが雑魚寝している場所を見つけて、そこでシュラフに入って寝る。
そしてカルガリーへ。
そういえばFさん、カレーとかとりあげられてた。ふりかけとかとりあげられてる人もいた。
私はめんどくさそうなので未申告。もし見つかったら「英語わかんなかった〜」(じっさい、あんまりわからないし)って言い逃れようかと考えていた。
さぁ、なんとかカナダにつたぞ!
その2でやっとこだな。
シアトル空港の様子 シアトルからカルガリーの上空から
bugaboo〜その1〜 http://d.hatena.ne.jp/pen-jiro/20130905#p2
bugaboo~その3~ http://d.hatena.ne.jp/pen-jiro/20130814