海野雅威ウンノタダタカtrio聴いてきました。
今回の来日メンバーはベース エシェット オコン エシェットさん、ドラム ジョナサンバーバさん。
海野さんのピアノは昨年にはなかった空気間みたいなものが感じられた気がしました。一段と繊細で多彩になったと感じました。
いたるところに、おおっと思わせるプレイがちりばめられていて、てんこ盛り過ぎて私のような素人にはお腹いっぱい、ききどころを見失ってしまったなーなんて…もったいないですね。
drumsのジョナサンさんは、1曲目は沢山たたく人だな~と感じましたが、2曲目からは、メロディーが聴こえそうな音選びと、その一つ一つの音の美しさがとても素敵でした。
そしてbassのエシェットさん。最初エレベ?いやいやこの綺麗さハープ?と思ってしまった、音の平らさ。弦を指でならしてんのに、ああいうまっすぐでクリアな音ってでるんですね。その繊細な音楽、もう一度聴きたいと思わされました。その場でCDは買わなかったけど、彼が参加する演奏のなかで好みそうなのを探して購入したいと思います。
こんな大胆かつ繊細なメンバーが生み出す音はちょークリア、ちょークール。
でもちょっと気になった。彼らの演奏がクリアなだけに、私の音痴耳では理由はわからないけど、ピアノの幾つかの音が、ピッチが変?音質?それとも固有振動数が同じのものが回りにあるのか?びーんって…なんでしょね。
とにもかくにも、素敵な一夜でした。海野trioの皆さん、budスタッフの皆さん、ありがとうございました