bugaboo〓その4〓

朝は結構遅くまで寝てしまった。

Fさんもやっと少し眠れたようだ。考えても、出国以来、Fさんは眠れないと言ってずっと本を読んでいた。ほとんど寝ていなかったと思う。

7:30には早々と家族旅行風の人々がプールにやってくる。寒いって〓。

我々は朝食を食べてbugaboo州立公園へ。bugaboo道路に入るとなにもない。ホットスプリングスに戻ったのは正解だった。

未舗装の道が続く。途中にいくつか分岐があるが道標で行き先と距離が示されているので迷わず不安なく行ける。

駐車場には20数台の車が止まっていた。いずれも周りを金網で囲ってある。金網置き場があり、持っていく必要はなかったようだ。立派なトイレもある。ケイン小屋までと氷河やbugaboo spireまでの標高差を示した看板がある。写真は…撮ろうと思いつつ忘れた。

車を念入りに囲ってから出発。

虫除けはいらないと考えていたが必須アイテムだった。刺されて大変だった。

食料を入れたりしてるんで、25kgくらいか?ザックがぴったりサイズではないのでずり下がってきて辛い。標高差850mくらいだろうか、3時間ってところかと思うと我慢する気になれる。

Fさんは脚が長いからかな〓ゆっくり歩きますというけれど、全く追い付けない、はやっ。しかも荷物が重くて前が見えないせいか道を間違った。すごく整備された道なのに…やっぱり私ってすごい。方向音痴にも程がある。

Fさんは標高1600m付近で「高山病かも」と言い始めた。つい笑いそうになった。が、ずっと気分悪そうだったし、あまり寝てないし、体調が悪いのは本当のことだと思う。

自分がさっさと上がって荷物を持ちに戻って来れたら〓と思ったものの、流石に重くて先に進まない。小屋で荷物をおいて、一通り説明を聞いて外に出たらFさんはそこまで来ていて意外と元気そう。さすが。余計な心配だったらしい。

ケイン小屋。結局3時間45分もかかった。

小屋では日系人という今井さんがキャストディアンに代わって小屋の使い方を説明してくれた。ガイド登山でクライミングに来ているそうだ。大変助かった。

なんでも電気は発電しているので沢山あるがガスの方が節約が必要らしい。小屋には台所があり、お湯も出る。電熱調理器4口とガスコンロ4口がある。食器もある。使用後は洗剤で洗ってから塩素水を作ってつけて、自然乾燥する。

暖房ももちろんあって、1階の明かりは夜通し付いている。ガイドブックやルート図も置かれている。毎日ネットの天気予報をプリントアウトしたものがはりかえられる。至れり尽くせり♪

小屋の前に設置された箱に携帯トイレが入っていてフリーだ。

夕方になって、明日の下見でアップルビードームキャンプまで行ってみた。立派なトイレが設置されている。自然保護にとても力を入れている。情報掲示板もあってキャストディアンがはり替えに来るらしい。噂通りキャンプ場にはザックをかけておくラックがあった。ネズミ避けだ。鍵のかかるロッカーもある。2本足のネズミ避けかな…。

キャンプ場も賑わっていた。

キャンプ場にいたカナダ人らしき二人組と少し話した。日本へはスキーで北海道に来たことがあるらしく、友人が長野にいるという。私の間違った英語表現をなおしながら話してくれた。

彼らは2日前にケインルートに行ったらしい。でっかい壁だと言っていた。クーロワールを降りるところには立派なビレイステーションがあって、2回懸垂下降する。1回降りるとすぐ左に次のがあるということを教えてくれた。この時はあまり想像できなかったけれど、急峻な雪渓をビビリながら歩いて下る必要はない。ということと、ルートはよく整備されているらしいことがわかった。

小屋に帰って食事を取った。ケインルートは簡単と聞いていたのであまり調べてこなかったので、小屋にあったガイドブックを一生懸命読んだ。今更・・・とは自分でも思ったが、時間なかったので・・・。

初体験の白夜。本当に夜の9時前まで明るいのだ。時差のうえに、こんな時間まで明るくて、時間感覚を本当に失う。

時間といえば時差は本当に15時間なのか不安になってそこらにいるお兄さんに聞いた。今何時何て聞かれてけげんそうだったけど、何でも彼らも明日ケインルートに行くそうだ。ちょっぴり心強い。

ガイドは読み足りない気はするが眠る。